COOPERATION BASE広島大学
広島大学大学院 理学研究科／統合生命科学研究科
2019年4月に創設された広島大学統合生命科学研究科における「数理生命科学プログラム」では、生命科学・分子科学・数理科学の融合による新しい学問領域の創成と教育を目的として1999年に設置された理学研究科数理分子生命理学専攻を前身に、更に幅広い生命科学諸分野と連携することでその教育課程を発展させています。最近20年の計算科学・データ科学の進歩とその諸科学分野への全面的展開、及び生命科学における定量的計測技術の進歩によって、数理科学との協働が生命科学の研究遂行に不可欠なものとなりつつあります。 前専攻では21年前の創設時にこの潮流を読み、その後、ゲノム編集・イメージング・数理モデリング等の諸技術を独自に進歩させるとともに、１分子レベル、クロマチンレベルの動態から、個体レベル、個体集団の自己組織化の動態について、分野を超えて共著論文を多数出版する等、教育・研究の両面で世界に先駆けた分野融合を進めて来ました。この方針を引き継ぎ、本プログラムでは、数理科学と生命現象の融合を牽引する独創的な人材育成と研究推進を目指しています。
広島大学理学研究科は、これまで数理分子生命理学専攻を中心にAIMaPの協力拠点として活動して来ましたが、今後、広島大学統合生命科学研究科として各拠点と連携しながらAIMaPの事業展開に貢献していこうと考えております。
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