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明治大学 先端数理科学インスティテュート

 明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)は2007年に設立されました。翌2008年に「現象数理学の形成と発展」が文部科学省のグローバルCOEプログラムに採択され、MIMSが事業の推進母体を務めました。GCOE事業の終了後、プログラムを継承する「現象数理学研究拠点」(CMMA)を設置し、2014年にMIMS/CMMAが共同利用・共同研究拠点として文部科学省から認定されました。明治大学で生まれた「現象数理学」という言葉も、今では広く知られています。
 2016年には「Math Everywhere: 数理科学する明治大学―モデリングによる現象の解明―」が文部科学省私立大学研究ブランディング事業に採択され、MIMSが事業の推進母体となって、文理融合を趣旨とする5つのプロジェクトを走らせてきました。このブランディング事業に対する文部科学省の助成は2019年度で終了しましたが、2020年度は学内のサポートにより事業を継続しています。
 現象数理学研究拠点の事業も、ブランディング事業も、数理に軸足を置いた文理融合研究が重要な柱の一つです。数理人類学、折紙工学、数理錯視学、感性工学、等々がこれに該当します。これに加えて、今後はライフサイエンス分野における数理部門と実験部門の融合研究にも力を注ぐ予定ですが、AIMaP事業には、当面は文理融合に関わるテーマで協力させていただきたいと思っております。拠点間の連携は、学際的研究の機動性を高めるためにも重要です。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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