東京大学大学院数理科学研究科附属数理科学連携基盤センター(ICMS)は、産業界および他の科学分野と協力して学際的な数理科学の教育研究を進めるために2013年4月に設立され、2015年4月より、正式に数理科学研究科の附属施設と、東大の基本組織規則に制定されました。
ICMSは多くの研究プログラム、研究拠点および多くの国際研究集会を支援し、また、連携相談窓口を開設し、企業等とのスタディグループによるワークショップ(年3回)の開催支援も行っています。さらに、東京大学数理・情報教育研究センターの数学基礎教育部門の構成員を擁し、学部教育の体系化など全学教育にも貢献しています。そして、AIMaPにおいては、情報集約型協力拠点として、他の協力拠点と共に諸科学・産業との協働によるイノベーション創出のための研究促進プログラムに基づき、数学・数理科学と諸科学分野・産業との協働を推進しています。
また、2014年12月には、キャリア支援室が設置し、社会の広い分野でのキャリア形成のための支援を推進しています。具体的な活動として、就職に関する各種の相談、インターンシップのアレンジ、キャリアパス構築のための研究集会開催、研究所訪問などがあり、学内のキャリア支援のための他部局とも連携しつつ活動を進めています。