自動車制御の産学官連携の活性化をめざして

第61回自動制御連合講演会
OS14：自動車制御の産学官連携の活性化をめざして

■日時: 2018/11/18(日) 13:00〜16:15

■場所: 南山大学名古屋キャンパス

■会場: 第13室　S74　

■概要:

自動車の制御対象は，エンジンの熱・流体的現象，車体の運動力学，さらに最近では電池の化学的現象などの，幅広い物理現象を含むため，計測・制御のエンジニアにとって興味深い課題の宝庫である．一方で，幅広い物理現象の理解が求められるゆえ，大学等の研究室が参入するには敷居が高かった．こうした状況を改善し，自動車制御の産学官連携を促進するため，SICEとJSAE共催の「自動車制御とモデル研究会」では，ベンチマーク問題の提供，物理現象モデリング手法の開発団体との連携，AIMaP等の数学研究者との連携を柱として活動してきた．本OSでは，研究会に関する主要なトピックを紹介するとともに，関連する話題を広く募り，自動車制御における産学官連携の活性化を目指す．

自動車制御の産学官連携の活性化をめざして (1)

川邊武俊（九州大学）

• (13E1) 13:00-13:30
  未来のインテリジェントモビリティの実現をめざしたベンチマーク問題
  ○安井 裕司，土屋 成光，柳原 秀（(株)本田技術研究所）
• (13E2) 13:30-14:00
  電気自動車を運用するスマートオフィスに関する電力計画問題の提案
  ○石塚 真一（サイバネットシステム株式会社），安井 祐司（株式会社本田技術研究所），岩ヶ谷 崇（サイバネットシステム株式会社）
• (13E3) 14:00-14:30
  日本の産学官連携におけるモデルの流通について
  ○市原 純一（AZAPA）

自動車制御の産学官連携の活性化をめざして (2)

青野　俊宏（日立製作所）

• (13F1) 14:45-15:00
  動的縮退法を用いたガソリン直噴インジェクタにおける衝突挙動解析手法
  ○宮本 明靖，安川 義人（株式会社　日立製作所　研究開発グループ），三宅 威生（日立オートモティブシステムズ　株式会社）
• (13F2) 15:00-15:15
  Gaussian Processを用いたガソリンエンジンの推定手法の検討
  ○Fumie Ogawa（マツダ株式会社、東京農工大学大学院），Ryo Shimizu，Kota Matsue（マツダ株式会社），Masayoshi Wada（東京農工大学大学院）
• (13F3) 15:15-15:30
  Hybrid Vehicle Control and Optimization with a New Mathematical Method
  ○立岩 斉明，秦 希望，田中 智，吉田 明宏，若松 孝，中山 俊，藤澤 克樹（九州大学）
• (13F4) 15:30-15:45
  HEV燃費最適運転のためのモデル予測制御と目標軌道設計
  ○高橋 優太，日高 浩一（東京電機大学）
• (13F5) 15:45-16:00
  非線形モデル予測制御を用いた超小型電気自動車の限界走行域における車両運動制御
  ○大脇 雄斗，湯野 剛史，川邊 武俊（九州大学）
• (13F6) 16:00-16:15
  スラック変数を用いた自動車の過大な加速度を抑制するモデル予測速度制御
  ○水島 嘉秀，大川 功，野中 謙一郎，関口 和真（東京都市大学）

■企画委員会：自動制御学会　自動車制御とモデル研究専門委員会

■オーガナイザー:川邊武俊(九州大学)、於保茂(日本工業大学)、青野俊宏(日立製作所)、向井正和(工学院大学)、
                                溝口佳寛(九州大学，AIMaP)、伊藤 聡(統計数理研究所，AIMaP)

■第61回自動制御連合講演会ウェブサイト：
https://rengo61.iscie.or.jp/

■第61回自動制御連合講演会プログラムサイト：
https://www.gakkai-web.net/gakkai/rengo/program/html/program.html#13E
https://www.gakkai-web.net/gakkai/rengo/program/html/program.html#13F