北海道大学 電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター 公開シンポジウム
〜数理連携(知のオープンファシリティ)の現状と未来〜
■日時:2018年8月24日〜8月25日
■場所:フロンティア応用科学研究棟 2F 鈴木章ホール
■研究会ウェブページ・参加登録:
http://mmc01.es.hokudai.ac.jp/MSC_symp2018/
■主催:北海道大学 電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター
電子科学研究所と理学研究院(数学専攻)の共同提案によって北海道大学の学内共同教育研究施設であった「数学連携研究センター(H20.4~H27.3)」を前身とする電子科学研究所附属社会創造数学研究センターは発足以来、数学・数理科学に関連する種々の文部科学省委託事業への参画、日立との産学連携(オンキャンパス)を含む異分野数理連携を推進して参りました。この度、発足して3年が経過したのを契機に、第一回社会創造数学シンポジウムを企画することになりました。我々の活動の一端を報告するとともに、学外から共同研究者、数理連携を推進されている先生方、ならびに諸科学との数理連携を推進されている九大マスフォアインダストリ 研究所、明大先端数理科学インスティテュートおよびJST・さきがけ「社会的課題の解決に向けた数学と諸分野の協 働」研究領域から先生方をお招きして、今後の数学・数理科学による諸科学連携の進むべき方向性に関して意見交換を行えればと祈念しております。奮ってご参加いただければ幸いです。
附属社会創造数学研究センター センター長 小松崎民樹
■プログラム
8月24日
13時00分 開会の挨拶
第1セッション:空間情報と人間行動
13時15分〜13時45分 橋本雄一(北海道大学大学院文学研究科・教授)
「GISとマイクロジオデータによる積雪寒冷地の人文地理学的研究」
13時45分〜14時15分 青木高明(香川大学教育学部・准教授)
「実地形空間における都市・道路網のパターン形成」
14時15分〜14時45分 伊藤賢太郎(法政大学生命科学部・講師)
「見上げる角度の情報だけでフライキャッチは可能か?数理モデルによるアプローチ」
14時45分〜15時15:休憩
第2セッション:数理連携の現状と未来
15時15分〜15時45分 福本康秀(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・所長)
「文部科学省委託事業AIMaPが加速する数学・数理科学の異分野連携」
15時45分〜16時15分 萩原一郎(明治大学知財戦略機構・特任教授,先端数理科学インスティテュート・所員(前所長))
「数理連携の現状と未来―MIMSでの取り組み・研究活動中心にー 」
16時15分〜16時45分 國府寛司(京都大学理学研究科・教授,さきがけ「数学協働」領域総括)
「数学と諸分野の連携を目指して」
17時30分〜20時00分 情報交換会 (エンレイソウ)
8月25日
第3セッション:数理科学から社会実装へ向けて
10時00分〜10時30分 鷲尾隆(大阪大学産業科学研究所・教授)
「計測インフォマティクスを目指して -計測指向機械学習・推定への数理的アプローチ-」
10時30分〜11時00分 山岡雅直(日立製作所研究開発グループ基礎研究せんた・主任研究員,北海道大学電子科学研究所・客員教授)
「数学と情報学の協働による新概念CMOSアニーリングマシンの開発」
11時00分〜11時30分 寺本央(北海道大学電子科学研究所・准教授)
「特異点論から社会実験へ向けた取り組み」
第4セッション:数理モデリングを通じた数理連携
13時00分〜13時30分 中田聡(広島大学大学院理学研究科・教授)
「あたかも生き物のように振る舞う自己駆動系」
13時30分〜14時00分 傳田光洋(資生堂グローバルイノベーションセンター・主幹研究員)
「数理モデルが予言した培養条件による3次元表皮構築」
14時00分〜14時30分 秋山正和(北海道大学電子科学研究所・助教)
「細胞の集団運動と3次元形態形成に対する数理的アプローチ」
閉会の挨拶
■主催:北海道大学 電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター
■協賛:人・環境と物質をつなぐイノベーション創出ダイナミック・アライアンス
物質・デバイス領域共同研究拠点
■連絡先:長山雅晴(北海道大学電子科学研究所)
Tel: 011-706-2891
E-mail: nagayama[@]es.hokudai.ac.jp
http://mmc01.es.hokudai.ac.jp/MSC_symp2018/