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非協調・非協力の動的システム科学と制御

2018年11月17日 @ 14:30 - 16:30

第61回自動制御連合講演会

特別企画1 非協調・非協力の動的システム科学と制御

■日時・場所:11月17日(土)14:45〜16:15 第1室 S47

■企画:
  計測自動制御学会制御部門超スマート社会実現のためのシステム制御技術調査研究会

■オーガナイザ:
  早川 朋久(東京工業大学)・永原 正章(北九州市立大学)

■概要: 
近年のAI, IoT技術の進展にともない,経済・社会システムのデジタル化が急速に進んでいます.この産業革命にも匹敵するデジタルトランスフォーメーション(DX)は,我々の経済・社会活動を著しく変化させ,これまで考えられなかったきめ細かなサービスが実現可能になってきています.特に,これからのSociety5.0と称される社会における各主体の活動は,それぞれの価値基準が尊重され,適切なインセンティブをミクロに設定することによって,個別の効用と社会全体の効用を両立的により高いレベルで追求(制御)できるようになってくると考えられます.
本特別企画ではOS27と連動し,未来社会で想定されるミクロなエージェントの振るまいとその総体としての特性について,各分野での第一人者の方々にゲーム理論,オークション,マッチングのフレームワークを語っていただきます.

■プログラム:

  • 14:45〜15:30
    ゲーム理論はアート:日本の未来をデザインする政策のための第三の道
    松島 斉 氏(東京大学)
    ゲーム理論は,経済学,社会科学のための,いわば最強アートです.なぜなら,ゲーム理論という名のモダンアートによって,社会の隠された論理の本質が白日の下にさらされるからです.そして,アーティストの超個性的なイマジネーションによって,未来の問題解決のための,斬新な指南書が作成されるからです.
    こんなゲーム理論は,市場原理主義でも,官僚徹底主義でもない,政策のための第三の道,「メカニズムデザイン」を開拓してきました.今日の日本社会の貧困は,この第三の道による救済を切に必要としています.
    本講演は,短い時間ではありますが,ゲーム理論の事始めを,わかりやすく,刺激的に解説します.経済学とのかかわりにも言及しながら,さまざまな問題(放送・通信のスペクトラムアロケーション,キャリアマーケットデザイン,電力・環境ネットワークデザイン,金融システムデザイン,パテントプラットフォーム,監視なき監視,タブー,クリプトエコノミー,難民セツルメント,などなど)をどうとらえるかについて,「ゲーム理論マジック」が提供してくれる驚きとひらめきを,ぜひ堪能してください.
  • 15:30〜16:00
    計算量理論とマッチング
    神山 直之 氏(九州大学)
    本発表では,常に解を持つ問題の難しさを明らかにするために Papadimitriou によって導入された計算量クラスPPADの概要と,ゲーム理論に関係する計算問題 (特にマッチング問題) とPPADの関係をを紹介します.
  • 16:00〜16:15
    利己的エージェント集団のゲームダイナミクスとその制御
    金澤 尚史 氏(大阪大学)
    本発表では,利己的ではあるが限定的な合理性しか持たない多数のエージェントが相互作用する「社会」に焦点をあて,個々のエージェントの戦略の変化を考える代わりに,その集計的な振る舞いである各戦略のシェア(社会状態)の変化を記述するゲームダイナミクスを紹介します.また,各エージェントに税と補助金を課すことで「社会」を間接的に制御し,目標とする社会状態を実現する制御法について概説します.

■第61回自動制御連合講演会プログラムサイト:
https://rengo61.iscie.or.jp/program/

詳細

日付:
2018年11月17日
時間:
14:30 - 16:30
イベントカテゴリー:
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主催者

早川 朋久(東京工業大学)
永原 正章(北九州市立大学)

会場

南山大学
昭和区山里町18
愛知県名古屋市,
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