■日時: 2018年9月28日(金) 13:00-16:30
■会場: 科学技術振興機構(JST)東京本部別館1階ホール 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
■概要
2016年に開始した本シリーズも今回で第8回となる。今年は機械学習前のデータセット準備にフォーカスする。
材料の原子、分子の組み合わせ数はほぼ無限であり、さらに求められる材料特性は多岐にわたる。
求められる物質・材料のデータ空間は巨大であり、多くの場合、探索空間の既存データはスパースである。
このため第一原理計算による高速ないしは均質なデータ生成が注目されている。多くの手法研究や
材料探索事例が発表される等、新たな材料科学領域を形成しつつある。しかし第一原理計算に
あまり馴染のない材料研究者、産業技術者にとってはまだ別世界の話でもある。
今回のセミナーでは基礎から応用までをわかりやすく解説し、別世界でなく我々の手の届くところに
あることを示したい。
■プログラム:
12:30 | 受付開始 |
13:00-13:15 | 趣旨説明 伊藤 聡(NIMS情報統合型物質・材料開発イニシアティブ (MI2I) プロジェクトリーダー) |
13:15-14:40 | 「半導体の基礎物性・格子欠陥特性の系統的予測と新物質探索」 大場 史康(東京工業大学 教授/ NIMS MI2I) 質疑・応答 |
14:40-15:00 | 休憩 |
15:00-16:25 | 「物性データ生成エンジンとしての第一原理計算」 本郷 研太(北陸先端科学技術大学院大学 准教授/ JST さきがけ/ NIMS MI2I) 質疑・応答 |
16:30 | 閉会 |
■学会ウェブページ
https://www.nims.go.jp/MII-I/event/tutorial2018_8.html