数学関連3学会連携企画＜特別公開セッション＞「感染症に立ち向かう数理科学」

ACTIVITY REPORT
活動報告・技術相談（マッチング）

数学関連3学会連携企画<特別公開セッション>「感染症に立ち向かう数理科学」

　2020年10月31日（土）「数学・数理科学専攻若手研究者のための異分野・異業種研究交流会2020」の中で、＜特別公開セッション＞
「感染症に立ち向かう数理科学」を実施いたしました。
　日本数学会、日本応用数理学会、統計関連学会連合の数学関連３学会とも連携し、感染症の流行について、数学・数理科学の立場から
今できる社会貢献とは何かを、幅広い分野の皆様と多角的な議論することができました。
　COVID-19の流行下、想定外の課題への適応を通じて行動変容、社会システムや構造にも変化が起こりました。一方で、数理モデルと
データサイエンスによる予測や検証が様々な反響を巻き起こし、関連分野の研究が加速しています。数学・数理科学が、世界を震撼させてい
る感染症にどう立ち向かうか、学問への興味関心や知識経験の有無を問わず一般の皆様により身近にまた醍醐味を実感していただけるよ
うな企画といたしました。前半には国際的動向や行政の取組の紹介、感性症の数理モデルのわかりやすい解説等があり、後半では、ウイル
ス学専門家の河岡義裕先生（東京大学）、統計数理専門家の北川源四郎先生（東京大学）、関西経済同友会代表幹事の深野弘行先生に
よるパネルディスカッションが、ファシリテーター鈴木貴先生（大阪大学）のもと活発に行われました。
本セッションは全編を下記YouTube九大公式チャンネルにてアーカイブ公開しており、引き続き自由にご視聴可能です。

【謝辞】なお、本セッションの企画立案、アレンジメント、当日の運営に至るまで、AIMaP協力拠点の一つである大阪大学数理・データ科学教
育研究センター(MMDS)及び鈴木貴教授に多大なるご尽力を賜りました。この場を借りて、篤くお礼申し上げます。