現在、逆問題として研究されている数理解析の諸理論(散乱理論、幾何解析、非線形解析など)の
研究者、及び、トモグラフィーに係わる数学以外の分野の研究者と合同で研究集会を開催し、
逆問題のトモグラフィーへの新たな応用可能性について探る。
そして、異分野の研究者と交流し、産業界で必要とされる技術や解決すべき課題について
情報交換することで、逆問題解析の理論面での活性化と産業数理の応用面での開拓を促す。
■日時 :2019年 3月26日(火)~ 3月28日(木)
■会場 :筑波大学 第1エリア 総合研究B棟 0110 教室
■研究会ウェブページ :
https://www.math.tsukuba.ac.jp/~tkubo/tomography/
■プログラム:
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3 月 26日(火)
- 14:00 ~ 15:00 星 詳子 (浜松医科大)
「拡散光トモグラフィにおける光伝播数理モデルと画像再構成」
- 15:10 ~ 16:10 百生 敦 (東北大学)
「X線位相トモグラフィ」
- 16:20 ~ 17:20 木下 保(筑波大学)
「多方向へ展開をするためのパーセバルフレームとラドン変換の再生公式の離散化について」
- 18:00 ~ 懇親会 (筑波大学スープファクトリー)
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3 月 27 日(水)
- 10:00 ~ 11:00 鈴木 章斗 (信州大学)
「非線形量子ウォークにおける散乱と逆散乱」
- 11:10 ~ 12:10 Hyeonbae Kang (Inha University)
「Polarization tensor for visibility and invisibilty」
- 13:50 ~ 14:50 水藤 寛 (東北大学)
「胸部疾患に関する医用画像と数値シミュレーションを用いたアプローチ」
- 15:00 ~ 16:00 只野 之英 (東京大学)
「様々な格子上の離散シュレディンガー作用素における長距離散乱理論」
- 16:10 ~ 17:10 森岡 悠 (同志社大学)
「音響波動方程式に対する非散乱エネルギーのワイル則」
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3 月 28 日(木)
- 10:00 ~ 11:00 工藤 博幸 (筑波大学)
「スパースビューCTとインテリアCTの画像再構成」
- 11:10 ~ 12:10 山本 昌宏 (東京大学)
「福島原発事故に関連した逆問題の解析」
■採択番号 : 2018A009
■主催 : 筑波大学 数理物質系 数学域
■共催 :
文部科学省委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム(AIMaP)」