CREST・さきがけ・AIMaP合同シンポジウム「数学パワーが世界を変える2019」が文部科学広報5月号で紹介されました。
2019年度AIMaPワークショップ等の公募(締め切りました)
2019年度 AIMaP集会等公募電子申請HP
<応募締切: 2019年5月27日(月) 17時:募集を締め切りました>
(2019/05/28 更新)
4月23日ACT-X説明会開催について(京都大学・九州大学)
今年度から始まりましたJST数理・情報のフロンティア領域の説明会のご案内です.大学院生を含む若手研究者が対象の新しい研究支援であるACT-Xについての説明会が、4月23日(火)に京都大学理学部で開催され、九州大学IMIへネット中継されます.
日時 | 2019年4月23日(火) 13:30-14:30 |
本会場 | 京都大学理学研究科3号館(数学教室)127大会議室 |
中継会場 | 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 |
ウェスト1号館D棟4階IMIオーディトリアム(W1-D-413) |
新しく立ち上がりました ACT-X 数理・情報のフロンティア領域(研究総括:河原林健一・国立情報学研究所教授)の詳細等は以下の記事から参照ください:
2019年度戦略目標「数理的情報活用基盤」に関わるCREST・さきがけ・ACT-X領域の公募開始
JSTの3つの新領域のうち、CRESTとさきがけは、従来からもあり、既によく知られていると思いますが、大学院生を含む若手研究者が対象のACT-X領域につきましては、新たに設計された領域であり、若手研究者だけでなく、大学院生を指導をされている教員の皆様にも、ご関心を持たれるかと考えて広報しています.
当日は河原林総括とJSTの職員の方が直接、説明されます.
問合せ先:AIMaP事務局(aimap@imi.kyushu-u.ac.jp)
2019年度戦略目標「数理的情報活用基盤」に関わるCREST・さきがけ・ACT-X領域の公募開始
2019年度文部科学省戦略目標「数理的情報活用基盤」
数理科学と情報科学の連携・融合による
情報活用基盤の創出と社会への展開
に基づくJST戦略的創造研究推進事業CREST・さきがけ・ACT-Xの公募が開始されました。
詳細は以下をご覧下さい。
- 【CREST】数学・数理科学と情報科学の連携・融合による情報活用基盤の創出と社会課題解決に向けた展開
研究総括:上田修功(NTTコミュニケーション 科学基礎研究所 フェロー/理化学研究所 革新知能統合研究センター 副センター長) - 【さきがけ】数学と情報科学で解き明かす多様な対象の数理構造と活用
研究総括:坂上貴之(京都大学 大学院理学研究科教授) - 【ACT-X】数理・情報のフロンティア
研究総括:河原林 健一(国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 教授・副所長)
説明会ビデオ(JST Channel)
- 【CREST】数学・数理科学と情報科学の連携・融合による情報活用基盤の創出と社会課題解決に向けた展開
https://youtu.be/YueJj6TVSew
- 【さきがけ】数学と情報科学で解き明かす多様な対象の数理構造と活用
https://youtu.be/3KqeVM17Oi4
- 【ACT-X】数理・情報のフロンティア
https://youtu.be/3R-tuVJpwwY
なお、昨年度文部科学省と経済産業省により、産業界において数学(脚注1)のニーズが高まっている現状を受け開催された「理数系人材の産業界での活躍に向けた意見交換会」の報告書、および、そこで引用されている先進各国における数理資本主義に関わるレポート等をAIMaP数理技術相談データベース「数学カタログ」
数理資本主義の時代 〜数学パワーが世界を変える〜 (2019.3)
にまとめています。
また、AIMaP事業では数理的情報活用基盤(数学・数理科学×情報科学)に関連する活動を支援しています。AIMaP企画に関連する研究者リスト、研究集会リスト、講演リストなどは、
に逐次収容しています。連携研究推進のために活用して頂ければ幸いです。なお、本データベースはAIMaP協力拠点と協力しながら順次更新中です。検索項目、追加データ、収容方法等、ご意見・ご要望ありましたら、
AIMaP事務局(aimap@imi.kyushu-u.ac.jp)
まで、お知らせ下さい。
(脚注1)ここで言う「数学」は、純粋数学、応用数学、統計学、確率論、さらには数学的な表現を必要とする量子論、素粒子物理学、宇宙物理学なども含む広範な概念。(cf. 経済産業省プレスリリース2019年3月26日)
JSTと連携して合同シンポジウムを開催しました。(2019年3月10-11日)
CREST・さきがけ・AIMaP合同シンポジウム「数学パワーが世界を変える 2019」
研究集会ウェブページ(AIMaP)
研究集会ウェブページ(JST)
AIMaPニュースレター第2号を発行しました
AIMaPニュースレター Vol.2 (2019年1月掲載)
平成31年度 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 共同利用研究計画公募
平成31年度 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 共同利用研究計画公募のご案内です。
平成31年度 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所
共同利用研究計画公募要領
本研究所は日本初の産業数学の研究所であり,多様な数学研究に基
新しい産学連携の拠点として平成23年4月に附置研究所として設
平成25年4月には文部科学大臣から共同利用・共同研究拠点「産
的・基礎的共同研究拠点」に認定され,理念である「マス・フォア
トリ」の具現化を推進しているところです.その事業の一環として
は平成30年度の共同利用研究を下記の通り公募します.多数応募
ようお願い申し上げます.なお,本研究所では毎年テーマを決め,
究計画を「プロジェクト研究」として別途確保しています.また,
からは「若手研究」の枠を設けています.詳細は以下をご覧下さい
1. 公募する研究種目
研究集会
本研究所もしくは九州大学の施設において,数日間の研究集会を公
のです.内容や規模に応じて(I), (II)の2種に分かれています.両者とも組織
委員会の委員と講演者には,それぞれ産業界からの参加を必須とし
国際連携を進めるため,講演者として海外からの参加者を含めるこ
いです.研究集会終了後には研究代表者にA4で2ページ程度の成
出していただき,また,会議録を出版していただきます.会議録は
本研究所のウェブページで公開します.
短期共同研究
本研究所において,数名のグループで1週間程度の実質的な共同研
のです.研究テーマとして,個々の企業の知的財産に直結するよう
よりは,複数の企業や研究機関の研究者が協力して取り組めるよう
度の普遍性をもった問題を重視します.また,産学連携を推進する
として産業界からの参加者を含めることとし,共同研究実施中に講
部を公開できるように計画してください.ただし,研究発表が主と
計画は上記の研究集会の種目に応募してください.研究終了後には
にA4で10ページ程度の成果報告書を提出していただきます.
短期研究員
本研究所に1週間から2週間程度滞在し,本研究所を中心とする九
する教員と緊密に連絡を取りながら単独での研究ないしは共同研究
です.研究テーマとして,短期共同研究や研究集会につながること
るような萌芽的な課題,あるいは企業等での研究開発現場で生起し
な共同研究が問題の解決やその糸口につながるような課題など,近
業数学や産学連携の新たなシーズとなるような課題を歓迎します.
予め関係する本研究所または九州大学の他部局の研究者と連絡を取
した上で計画を立てて下さい.研究終了後には,A4で5ページ程
書を提出していただきます.
2. 事業経費と研究支援
(1) 研究集会(I)
研究テーマが課題として認知され,産学連携も視野に入れた展開が
を主としてこの種目で審査します.旅費(海外招聘旅費を含む)と
度を上限として支援します.ポスターを制作・配布することとし,
る作業および経費は本研究所が負担します.原則として九州大学伊
スの施設で開催していただきます.(やむを得ず本研究所以外の九
設での開催を希望する場合はご相談ください.)会議録は本研究所
「MIレクチャーノート」(カラー150ページ程度)として出版
すが,研究所と協議の上で,シュプリンガー社が出版する叢書「M
for Industry」の1巻として英文で査読付きの会議録として出
能です.前者の場合は当該年度内に出版していただきますが,後者
ずしも当該年度内でなくとも出版が可能です.これにかかる出版費
が負担します.
(2) 研究集会(II)
研究テーマが研究集会(I)よりは萌芽的な色彩が強いものをこの
ます.旅費(海外招聘旅費を含む)として60万円程度を上限とし
会場は原則として本研究所の施設とします.会議録を本研究所が出
ス・フォア・インダストリ研究」シリーズの1巻(モノクロ200
して当該年度内に出版していただき,出版にかかる経費は本研究所
(3) 短期共同研究
国内旅費として60万円程度を上限に支援します.会場は原則とし
施設とします.参加者には本研究所内の研究室とセミナー室を提供
(4) 短期研究員
国内旅費として25万円程度を上限に支援します.参加者には本研
室を提供します.また,必要に応じてセミナー室の使用も可能です
なお,経費支援,会場の手配,会議録などの制作・配布に関わる事
利用研究実施の際に必要な作業は研究所が行います.宿泊の手配や
則として行いません.また,参加者は図書館(会場によっては利用
ん),インターネット接続などの研究資源を利用することができま
3. 公募の種別
(1) プロジェクト研究
「AI社会の高度化を支える数理の深化と情報基盤技術との連携」
プロジェクト代表者:森永聡(日本電気中央研究所),
河原吉伸(大阪大学産業科学研究所)
概要:機械学習をはじめとしたAI技術が社会へ浸透する昨今であ
術の革新には,その基礎となる数理的基盤の発展が不可欠である.
クトでは,統計理論や,アルゴリズム等を含む,このような数理に
究を行う.また,様々な場面での応用時にこれらの性能を十分に引
の計算や情報関連技術との連携に関しても議論を行う.
平成31年度は本テーマに関する研究計画をプロジェクト研究とし
区別して公募します.本プロジェクト研究では短期共同研究1件,
名程度を募集します.なお,「5. 選考方法と採否の連絡」もご参照下さい.
(2) 若手研究
このカテゴリーでは,研究代表者として平成31年4月1日時点で
年以下の若手研究者および大学院生を対象に公募を行い,短期共同
度を実施する予定です.研究テーマとして,新しい発想に基づいた
マや,将来の産学連携のシーズとなることを志向した数学に関する
集します.短期集中で行う具体的な共同研究だけでなく,若手中心
アイデアを討議するような萌芽的なものでもかまいません.審査に
れまでの研究経過や実績は重視しません.採択後,本研究所が適当
研究者を参加者もしくはアドバイザーとして紹介します.
(3) 一般研究
このカテゴリーでは研究分野を特に指定せずに公募します.研究集
研究集会(II)2件,短期共同研究3件程度を実施する予定です
員は4名程度を募集します.
以上の研究計画は,すべて平成31年4月1日から平成32年3月
れるものとします.
4. 応募方法
(1) 応募資格
大学・大学院・短期大学,大学共同利用機関,高等専門学校,国公
機関,独立行政法人および企業に所属する研究者.
(2) 応募方法
本研究所のウェブページ
http://www.imi.kyushu-u.ac.jp/
から電子申請システムを利用して共同利用研究計画提案書を作成し
下さい. 採択された計画について,提案書の内容の一部はウェブページなど
を通じて公開します.応募に必要なデータや公開する項目などの詳
は上記ページの説明をご覧下さい.なお,共同利用研究計画提案書
集会,短期共同研究については本研究所内に専門分野が関連する研
ば,その名前を記入していただきます.特にいなければ記入の必要
ん.なお,所内の関連研究者の記入の有無が採否に影響することは
また,短期研究員の場合は,研究テーマに関連する九州大学の研究
必須です.本研究所員や九州大学の研究者の専門分野については,
くは九州大学のウェブページをご参照下さい.
(3) 応募締切日
平成31年1月31日(木)
5. 選考方法と採否の連絡
学外有識者と学内教員(本研究所所員を含む)8名ずつで構成され
共同研究委員会において審査の上,採否を決定します.プロジェク
ロジェクト代表者が審査し,共同利用・共同研究委員会で採否を決
プロジェクト研究として採択されなくとも,一般研究として採択す
ります.採否は平成31年2月末までに申請者にお知らせします.
研究所のウェブページをご覧下さい.
6. その他
研究は本研究所が支出する経費に外部の競争的資金などを加えて実
だいても差し支えありませんが,主催は本研究所とします.共催の
る必要がある場合は,申請時にその旨を「備考」に記入して下さい
究終了後に提出していただく成果報告書は,個人情報などに関わる
原則として研究所のウェブページで公開します.ただし,3年間程
して公開を遅らせることができます.これまで問い合わせのあった
て「Q&A」を本研究所のウェブページに掲載していますので,参
い.短期研究員に関しては,必要があれば本研究所の産学連携窓口
援します.詳細は以下の問い合わせ先にお尋ね下さい.
7. 問い合わせ先
九州大学マス・フォア・インダストリ研究所
共同利用・共同研究拠点事務 伊藤 和子・古谷智恵美
〒819-0395 福岡市西区元岡744
Tel.: 092-802-4408
Fax: 092-802-4405
E-mail: kyoten-jimu@imi.kyushu-u.ac.jp
サイエンスアゴラ2018で一般講演会を行いました。
「数学で読み解く同期現象 ~メトロノームはなぜ揃う?~」
日時:2018/11/11 (日) 10:30-12:00
会場:テレコムセンタービル 8階 会議室C 講演者:郡 宏(東大)、千葉 逸人(九大)
企画ウェブページ :
https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/140
https://aimap.imi.kyushu-u.ac.jp/wp/event/agora2018
2017年度AIMaP研究集会等 実施報告書を公開しました
2017年度 AIMaP研究集会等 全実施報告書 (2018年7月24日掲載)
書籍「銀行経営のための数理的枠組み―金融リスクの制御」のご紹介
AIMaP運営委員としてご貢献いただいた池森 俊文先生が本を出版されました。
銀行経営のための数理的枠組み―金融リスクの制御
(一橋大学大学院・研究者養成コース講義録)
池森 俊文
書籍紹介ページ (amazon)